ボホールのダイビングには2種類のボートを使っています。
その一つはダイビングポイントが近い時のスピードボート。
数名のダイビングに使えて、小回りが利きます。
船体は本来はグラスファイバーですが、ボホールでは木造で作っています。
船体はマホガニー材でそれに防水合板を銅釘(カッパーネール)で作ります。
接続部分はエポキシ材で接着し防水性を高めます。
マホガニー材は比較的に日常的に手に入りますが、ボートには長尺もの(3,6m)以上を使い、特注品で作っていきます。
エンジンを取り付けるバックボードはマホガニー材の50mm厚の幅が500mmの物を使います。これも特注品です。
最近はスピードボートを使う店がボホールに多くなり、ボート作成の大工は大忙し?
2台を掛け持ちで作っています。
1台のボートを作りながら、他の1台を作るのが接着剤などが乾く時間を考えると合理的なことかもしれません。
これに塗装をかけて最終の仕上げとなります。
ノバビーチリゾートのスピードボートは既に10年が建造から過ぎていて、傷んでいるので数年後には再度の作成が必要でしょう。